令和3年度第19回みちのくせんまや赤ちゃん相撲大会中止について
初夏の候、ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は千厩愛宕花相撲保存会に対しまして、格別のご高配を賜り厚く御礼申 し上げます。
さて、本年度開催予定の「第19回みちのくせんまや赤ちゃん相撲大会」を新型コロナウィルス感染症拡大によりまして、中止することといたしました。
一昨年は台風19号の影響により直前に中止いたしまして、3年続けての中止となったことは、保存会員一同にとりまして大変残念ではありますが、「新しい生活様式」の内容を検討し、また、何よりご参加いただく赤ちゃんやご声援される家族の感染防止を一番に考え中止としたところであります。
生まれてきた赤ちゃんの健やかな成長を祈り大会が開催できるような日常になることを願っています。
愛宕保存会では、地域で継承してきた花相撲の芸能を途切れることなく、次の世代に伝えるべく、3密などの取り組みを徹底して伝承に取り組んでいきたいと考えています。
結びに、これまで、大会にご参加いただいた赤ちゃんと今年度出場を予定さ れた赤ちゃんと関係されたすべての皆さまのご健康をお祈りいたしますとともに、今後とも千厩町愛宕花相撲保存会にご支援とご協力を賜りますようお願い 申し上げ、標記大会の今年度中止に関してのお知らせといたします。
令和3年6月
千厩町愛宕花相撲保存会
会 長 永 澤 由 利
「どっこい、どっこい、どっこいな」
生後6カ月から1歳半までの赤ちゃんが東西に分かれ、「どっこい、どっこい、どっこいな」の掛け声で2回見合って「笑ったほうが勝ち」というルールで、かわいらしい豆力士による取り組みを行います。
毎年、県内外から沢山の赤ちゃんが参加され、子どもの健やかな成長を願って、遠くは東京、神奈川からも多くの赤ちゃんが「みちのく千厩赤ちゃん相撲」に参加しています。
子供の健やかな成長を願う
赤ちゃん相撲は、子供の健やかな成長を願うもので、母親達の芸能集団「愛宕花相撲保存会」が開催します。
豆しぼりに化粧まわしで、いざ取り組み。
愛嬌たっぷりの笑顔で声援に応える「豆力士」、立ち会い前から泣き出して見事な負けっぷりを見せる「豆力士」、眠ったままの赤ちゃんもいて土俵下を沸かせます。
境内には、親や祖父母ら多くの人で埋め尽くされ、カメラ、ビデオでかわいい表情を収めています。